专利摘要:
本発明はディスプレイ装置およびディスプレイシステムと、ディスプレイ面とに関する。本発明はさらに、特に本発明に係るディスプレイ装置のための固定手段に関する。
公开号:JP2011511323A
申请号:JP2010545498
申请日:2009-02-09
公开日:2011-04-07
发明作者:ゲルハルト・ビッシュ;ラルス・ヴォルフ
申请人:ゲー−レック・ユアロップ・ゲーエムベーハー;
IPC主号:G09F9-33
专利说明:

[0001] 本発明は少なくとも二つのディスプレイ要素を有するディスプレイ装置と、ディスプレイ装置を固定するための固定手段とに関する。]
背景技術

[0002] 従来技術において、プリント基板に設けられているディスプレイ装置、特にLEDディスプレイ装置は基本的に既知のものである。このようなプリント基板は例えば、従来の白熱電球に代わるものとして、空間を現代的に照明するために用いられる。]
[0003] 従来技術においてはまた、LED管またはLED格子が取り付けられているフレーム装置が知られている。当該フレーム装置は接着され得るので、静止画像および動く画像に対して任意の大きさのディスプレイ面を供する。]
[0004] 従来技術によるディスプレイ装置の不利な点は、取り付けに関する適応性が不足していることである。すなわち、ディスプレイ装置を貫通する要素、例えば配管や配線、あるいは建築構成要素までもが、既知の装置に対しては問題となる。ディスプレイ装置を貫通して個々に配管を行う際には、フレーム要素全体を取り外さなければならず、それによって大きなディスプレイ面に不要に大きな穴が生じる。]
発明が解決しようとする課題

[0005] そこで本発明は、改善されたディスプレイ装置を提供することを課題とする。]
課題を解決するための手段

[0006] 上記の課題は請求項1に記載のディスプレイ装置によって解決される。]
[0007] 本発明はまた、簡単で確実な方法で、ディスプレイ装置を当該ディスプレイ装置の取り付け場所に固定し、その際に取り付けられた全てのディスプレイ装置が概ね平らな面を形成することを確実にするという概念に関する。]
[0008] 本発明に係るディスプレイ装置は少なくとも二つのディスプレイ要素と、少なくとも一つのインターフェースを有している。ディスプレイ要素はそれぞれ少なくとも一つのディスプレイ導線によってインターフェースと接続されている。ディスプレイ導線は、少なくとも一つのディスプレイ要素を含むディスプレイ装置の一部が、当該ディスプレイ装置の取り付け時、あるいは取り付け後に、前記ディスプレイ装置から最終的に取り外され得るが、少なくとも一つの残留するディスプレイ要素の機能が損なわれることがないように形成されている。こうして完全なる適応性を有した方法で、装置を裁断することが確実になる。ディスプレイ要素を含むディスプレイ装置の機能的な部分を取り外しても、機能性に関して問題を生じさせない。特に本発明に係るディスプレイ装置を大きな面に対して応用する場合、ディスプレイ装置の裁断可能性に関して、高度な適応性があることは特に有利である。このような方法で、困難な幾何学的形状も、ほぼ完全に、かつ不要に大きな穴を有さずに、本発明に係るディスプレイ装置によってカバーされ得る。こうして、本発明に係るディスプレイ装置と建築とは、完全に共生できる。]
[0009] 有利な構成において、本発明に係るディスプレイ装置の形成は、ディスプレイ要素がディスプレイ装置の前面側に設けられ、インターフェースがディスプレイ装置の背面側に設けられているように行われる。当該形成の主な有利な点は、取り付け終了時のディスプレイ装置に対して、背後からしかアクセスできないようになっており、それによって変更可能性を保証していることである。取り付けおよび保守整備の際、全ての配線は、本発明に係るディスプレイ装置上の画像を見る人にとって、隠れている領域で行われ得る。]
[0010] さらに制御論理ユニットを付加的に設けることが有利である。当該制御論理ユニットは、少なくとも二つのディスプレイ要素を、少なくとも一つのインターフェースを介して操作する。当該制御論理ユニットはこのように、ディスプレイ装置に対して設けられている画像部分を表示するために用いられる。すなわち制御論理ユニットと個々のディスプレイ要素の間で、当該個々のディスプレイ要素の表示状態に関する情報伝達が行われる。最も簡単な構成形態において、制御論理ユニットは個々のディスプレイ要素への電流供給のみを制御し、それによって当該個々のディスプレイ要素のスイッチをオンおよびオフする。しかしながら本発明の範囲において、ディスプレイ要素の質的な制御も想定可能である。さらに、設けられている全ディスプレイ要素に対して、制御論理ユニットを一つだけ設けると、取り付けも容易になる。すなわち、ディスプレイ装置を物理的に取り付けた後に、制御論理ユニットを介して中央で配線を行うことができる。その場合、制御論理ユニットと、インターフェースと、ディスプレイ要素との接続は、例えば工業的には組立ラインにおいてすでに行うことができる。]
[0011] 制御論理ユニットは好適に、少なくとも一つの電流供給接続部と、少なくとも一つのデータ入力部とを有している。従って、ディスプレイ装置には必要な電流が供給され、制御論理ユニットにも、当該制御論理ユニットに対して想定されたデータが供給され得る。]
[0012] 制御論理ユニットがさらにデータ出力部を有していると、同様に好適である。このような方法で、一つより多いディスプレイ装置を用いる場合、各ディスプレイ装置を個々に作動する必要がなく、制御のためのネットワーク構造が可能である。特に簡単な当該構造は、制御論理ユニットを直列に接続するものである。このような構成形態では、第一のディスプレイ装置の制御論理ユニットのデータ出力部が、第二のディスプレイ装置の制御論理ユニットのデータ入力部に接続されている。]
[0013] 好適な実施の形態において、制御論理ユニットはすでにディスプレイ装置に対して固定的に接続されている。当該制御論理ユニットは好適にディスプレイ装置上にあり、すでにディスプレイ要素に対するインターフェースを含んでいる。従って敷設業者は、ディスプレイ装置ごとに単独の電流供給部と、データ入力部および出力部とをケーブル接続するだけでよい。]
[0014] 制御論理ユニットが、ディスプレイ装置から物理的に分離されていると、さらに有利である。当該代替的な実施の形態において、制御論理ユニットは制御接続部のみを介して、ディスプレイ導線およびディスプレイ要素と接続されている。制御論理ユニットをディスプレイ装置から物理的に分離することによって、ディスプレイ装置は自由に裁断できるという点に関して、最も高い適応性レベルに達する。このような実施の形態において、特に好適にディスプレイ要素ごとにそれぞれインターフェースが設けられているとき、多数のディスプレイ要素を備えるディスプレイ装置においても、当該ディスプレイ装置の中央に設けられ、かつ、任意の多数または小数のディスプレイ要素を含んでいる部分を切り離すことができる。本発明の範囲において、一つより多い制御論理ユニットを設けることも考えられる。]
[0015] ディスプレイ装置において、複数の異なる制御論理ユニットを用いる際に、組み合わせることが可能である。すなわち、ディスプレイ装置が備える制御論理ユニットの一部が、ディスプレイ装置の背面側に固定的に接続されるとともに、すでにディスプレイ要素に対するインターフェースを有していることが考えられる。さらに制御論理ユニットはまた、同一のディスプレイ装置から物理的に分離されており、制御接続部のみを介して当該ディスプレイ装置と接続されている。結果として得られる本発明に係るディスプレイ装置は、少なくとも制御論理ユニットがディスプレイ装置から物理的に分離されている部分において、部分を自由に分離可能であるという点に関して、最も高い適応性レベルを有している
。]
[0016] 少なくとも一つのディスプレイ要素を有するディスプレイ装置の部分を分離した後に、機能性が制限されないという点に対する特徴は、ディスプレイ装置上のディスプレイ導線の配設である。好適な構成形態において、当該ディスプレイ導線は、直線的に少なくとも一つの方向において、インターフェースからディスプレイ要素へと設けられている。さらなる構成形態は、ディスプレイ要素とインターフェースの間で、ディスプレイ導線を星形に配設するものである。実施の形態において、全てのディスプレイ要素への全てのディスプレイ導線は、好適にディスプレイ装置の背面側の中央に取り付けられている唯一のインターフェースを中心として、星形に設けられている。]
[0017] ディスプレイ要素ごとに少なくとも二つのディスプレイ導線が設けられていると、同様に有利である。これは特に、ディスプレイ装置が複数の層を有し、かつ、ディスプレイ導線が異なる層に設けられていることによって実現される。このようにしてディスプレイ要素の冗長制御を行うことができる。例えばディスプレイ要素の作動のためのシステム構成が想定される。当該システム構成は互いに独立した二つのディスプレイ導線システムから成り、当該ディスプレイ導線システムは概ね互いに直角に設けられており、同一のインターフェースに接続されている。これによって、特にディスプレイ装置の中央から切り離し可能な部分に関して、適応性がさらに高められる。]
[0018] 操作補助部をディスプレイ装置の背面側に設けることは、同様に有利である。本発明に係るディスプレイ装置であって、多数のディスプレイ要素を有するとともに、例えば背面側に感知可能な電子機器、特に制御論理ユニットが設けられているディスプレイ装置は、取り付けの際に、物理的な負荷に関して非常に敏感である。ディスプレイ装置の取り付けの際に、当該ディスプレイ装置において不要な損害が生じないことを保証するために、背面側に操作補助部を設けることによって、取り扱いが改善され、それによって、簡単かつ確実な取り付けが可能となる。このとき操作補助部は好適に、別個の要素と協働できるように形成されており、当該別個の要素はディスプレイ装置の取り付け後に、再び当該ディスプレイ装置から取り外される。このように別個の要素は何度も用いられ得、材料の消費量も、構成全体の重量も、最小限に抑えられる。]
[0019] 本発明は、少なくとも二つの本発明に係るディスプレイ装置から成るディスプレイシステムに関する。当該ディスプレイシステムは共通の制御ユニットを有しており、当該制御ユニットは、個々のディスプレイ装置を作動させる。このような共通の制御ユニットは、制御データを個々のディスプレイ装置に、好ましくは、対応する制御論理ユニットに分配するいわばセンターとして利用される。個々のディスプレイ装置をディスプレイシステムにまとめることは、ディスプレイ要素のプログラミングおよび作動がさらに簡単になるという、さらなる有利な点を有する。すなわち、電子工学的な中間レベルが挿入され、当該中間レベルはツリー構造と同様に、個々のディスプレイ要素へのデータのさらなる分配を容易にする。さらなる有利な点は、手間がかかり、大きく、かつ、高価な要素、例えば計算モジュール、特にCPU(中央演算処理装置)などを、共通の制御ユニット内に、複数のディスプレイ装置に対して共通に設けられることである。これによって、コストが最小限に抑えられるとともに、必要とされる場所が最小限で済む。]
[0020] 制御ユニットを配置する方法は、当該制御ユニットをディスプレイシステム内にあるディスプレイ装置のうちの一つに直接的に取り付けるというものである。これに対する代替的な方法は、ディスプレイ装置に対して別個に配置することである。本発明に係るディスプレイシステムの応用目的に応じて、一方の選択肢も、他方の選択肢も有意義な実施の形態になり得る。ディスプレイ装置のうちの一つに制御ユニットを配置することは、ディスプレイシステム全体で必要とされる場所がさらに減少するという有利な点を有する。制御ユニットをディスプレイ装置に対して別個に配置することは、ディスプレイシステムを構成する際の適応性をさらに高められるという有利な点を有する。この場合も、ディスプレイシステムの保守整備をさらに容易に行うことができる。その理由は、制御ユニットのみに関わる保守整備作業を、当該制御ユニットにおいて直接的に実施することができ、当該制御ユニットははるかに容易にアクセス可能に取り付けられ得るということである。]
[0021] 特にディスプレイシステム全体の、個々の要素の故障が、上位の制御部に確実に伝達され得るように、制御ユニットに対する冗長的な電流供給部を備えることは有意義である。これは好適に第二の電流供給接続部、例えば隣接するディスプレイシステムによって、リレーを介して実現される。電流供給部は好適に、制御ユニットのCPUに電流供給を行うためだけに利用され、ディスプレイシステム全体の電流の需要に対しても用いられるというわけではない。このようにして、ディスプレイシステムに故障が生じた場合、CPUは作動可能であり続け、不具合を上位の制御部に報告できる。問題の解決は、こうした迅速な情報によって著しく容易になる。]
[0022] 構成形態および使用場所に応じて、制御ユニットを水密なケース内に設けることは有意義であり得る。特にディスプレイシステムを戸外で用いる際、凝縮水の形成という観点から、制御ユニットを水密もしくは撥水性のケースに入れることは特に有意義である。]
[0023] 好適な構成において、制御ユニットと制御論理ユニットの間には接続があり、当該接続を介して制御論理ユニットは、電流とデータをともに得る。このとき制御ユニットは好適に、ディスプレイシステム内にあるディスプレイ装置の全ての制御論理ユニットと接続されている。このとき制御論理ユニットは好適に、少なくとも一つの列を成して、制御ユニットの背後に接続されている。これは、データケーブルが制御ユニットを起点として、制御ユニットから第一の制御論理ユニットのデータ入力部まで設けられていることを意味する。さらなるデータケーブルが、第一の制御論理ユニットのデータ出力部から、次の制御論理ユニットのデータ入力部まで設けられる等の構成になっている。]
[0024] データケーブルを介して、制御論理ユニットの不具合の報告を、制御ユニットに折り返し行えるように、データバスケーブルと個々の制御論理ユニットが構成されていると、同様に有利である。これによって、直列接続を介して、ディスプレイ装置の起こりえる故障に対して、個々のディスプレイ要素の故障に至るまで、正確なアドレシングを折り返し報告することができる。これによって、制御ユニットにおいて、あり得る不具合に関する詳細な情報が利用に供される。]
[0025] 個々のディスプレイ装置間の接合部に、接合要素が設けられているとさらに有利である。当該接合要素はディスプレイ装置を互いに固定するとともに、これらの点の間の一定の距離を確定する。接合要素はさらに、ディスプレイシステムの表面全体を平坦にするために用いられる。このような接合要素は、例えば概ねT字形の断面を有しており、さらに中央に設けられた横棒を備えている。従って、当該横棒と上方のT字形の棒の間には、左右にそれぞれ溝が形成され、当該溝内に、隣り合う二つのディスプレイ装置の部分、特にプリント基板が装入され得る。これらの二つの溝のあいだにある帯状部はこのとき、固定された接合幅を規定する。好適に本発明に係る接合要素は、柔軟性のあるプラスチックから成り、特に3mmの接合幅に対して構成されている。1mm、2mm、4mmまたは5mmなど他の接合幅も可能である。接合要素が概ね水密に構成されていると、特に有利である。それによって、ディスプレイシステムの背面側は、個々のディスプレイ装置の表面と、シールされた接合要素とによって水に対して保護され得る。]
[0026] 本発明は少なくとも二つのディスプレイシステムから成るディスプレイ面に関する。本発明に係るディスプレイ面を使用するために、中央ユニットが設けられており、当該中央ユニットは個々のディスプレイシステムの制御ユニットと接続されている。このようにして、中央ユニットから、表示すべき静止画像または動く画像が、個々の制御装置に分配され、相応のディスプレイシステムによって、対応する画像成分が表示され得る。ツリー構造におけるように、情報は中央ユニットから個々の制御ユニットおよびディスプレイシステムに分配され、そこからさらにディスプレイ装置の制御論理ユニットに分配される。このようなカスケードによって、中央制御が可能となり、同時に制御すべきディスプレイ要素が多数ある場合に、高いデータ速度が可能である。すなわち各ディスプレイ要素は、中央ユニットに対して一つの画像素子を表している。]
[0027] 中央ユニットと制御ユニットとの接続は、好適にグラスファイバーケーブルを用いて行われる。こうして配線が容易に行われ、かつ、データ伝送を高速で行うことができる。]
[0028] 中央ユニットが、制御ユニットおよびインターフェースもしくは制御論理ユニットを介して、ディスプレイ装置の個々のディスプレイ要素を制御できると、同様に有利である。個々のディスプレイ要素をこのように個々にアドレシングすることによって、動く画像または静止画像のデジタル画素データを、相応する個々のディスプレイ要素に分配することができる。]
[0029] 扉や窓の開口部、あるいはその他の建築上必然的なものがあるとき、中央ユニットに、個々のディスプレイ装置の現実の局所座標に関する情報を供給することは有意義である。それによって、静止画像または動く画像をディスプレイ面に表示する際、このような開口部に配慮することができ、画像の表示に際してもはや妨げとなることはない。]
[0030] 本発明はまた、少なくとも二つのディスプレイ装置と、制御論理ユニットを作動させるための少なくとも一つの中央ユニットとを有するキットを対象とする。当該キットは最小ユニットであって、当該最小ユニットによって、ディスプレイシステムもしくはディスプレイ面が使用に供され、かつ、当該最小ユニットによって、静止画像または動く画像が表示され得る。さらにこのようなキットが少なくとも一つの制御ユニットを含み、当該制御ユニットが中央部と制御論理ユニットとの間に介在可能であると、有利である。さらに、本発明に係るキットに、特に電流供給のため、およびデータ供給のために必要な全てのケーブルが添付されていると、取り付けが容易になる。また、当該キットがさらに、中央ユニットのためのソフトウェアであって、当該ソフトウェアによって、静止画像または動く画像がディスプレイ面もしくはディスプレイシステムに表示され得るソフトウェアを含んでいると、有利である。]
[0031] さらに本発明は方法を対象とし、当該方法によって画像がディスプレイ面に表示され得る。当該方法は少なくとも以下のステップを含む。第一のステップにおいて、画像は中央ユニット内で、個々のデジタル画素データに分解される。次のステップとして、デジタル画素データは制御ユニットに送信される。制御ユニットはデジタル画素データのアドレシングに応じて、当該デジタル画素データを制御論理ユニットに分配する。制御論理ユニットによって、対応するデジタル画素データを備える個々のディスプレイ要素が制御される。このような方法によって、本発明に係るディスプレイ面に、静止画像および動く画像を表示することが可能となる。]
[0032] 本発明はさらに、特に上記のディスプレイ装置をフレームに似たホルダに固定するための固定手段に関する。このような固定手段は少なくとも一つの保持面と、二つの締め付け面とを有している。さらに、少なくとも一つの固定面を有する少なくとも一つのエクステンションアームが設けられている。当該固定面と保持面とによって形成される平面間の角αはこの場合、0°ではない。本発明に係る固定手段は、概ね平らな平面を作り出すことを容易にする。当該概ね平らな平面は、概ね平らな個々の要素から成る。前記の平面によって成される角αおよびβによって、固定手段は概ね平らな要素に関してプリストレスを与えられている。]
[0033] 固定手段の使用場所において、締め付け面を用いた締め付けによって固定が行われると、同様に有利である。例えば、互いに概ね対向している二つの締め付け面は、当該締め付け面がフレームの一部を囲繞するように設けられるとともに、当該フレームの一部を表面圧力によって締め付けるように設けられている。このときフレームの形状はもはや重要ではない。従って締め付け面は、例えば概ね円形、正方形、矩形、三角形、あるいは、その他の断面形状を有するホルダに適合され得る。]
[0034] 本発明に係るディスプレイ面またはディスプレイシステムは、好適に静止画像または動く画像を表示するために用いられる。]
[0035] 以下に添付の図面に基づき、本発明をより詳しく説明する。]
図面の簡単な説明

[0036] 四つのディスプレイ要素を有する本発明に係るディスプレイ装置を示す図である。
本発明に係るディスプレイ装置のさらなる実施の形態を示す図である。
本発明に係るディスプレイ装置のさらなる実施の形態を示す図である。
全体で四つの図3に示すディスプレイ装置をディスプレイシステムにまとめたものを示す図である。
ディスプレイ面としての、次なる大きさのユニットを示す図である。
本発明に係る固定手段100を示す図である。
本発明のさらなる実施の形態を示す図である。
固定状況におけるパラメータyの値に対する実施の形態を示す図である。
固定状況におけるパラメータyの値に対する実施の形態を示す図である。
固定状況におけるパラメータyの値に対する実施の形態を示す図である。
帯状部を有する本発明に係る固定手段を示す図である。
帯状部を有する本発明に係る固定手段を示す図である。
延長部の実施の形態を示す図である。
単独のエクステンションアームを有する固定手段を示す図である。
二個のエクステンションアームを有する固定手段を示す図である。
二個のエクステンションアームを有する固定手段を示す図である。
二個のエクステンションアームを有する固定手段を示す図である。
三個のエクステンションアームを有する固定手段を示す図である。
四個のエクステンションアームを有する固定手段を示す図である。
本発明に係る固定要素の断面を示す図である。] 図3
実施例

[0037] 図1は、四個のディスプレイ要素2を有する本発明に係るディスプレイ装置1を示している。当該ディスプレイ装置は本図においてLEDとして実施されている。図1に示されている楕円形は、図に示されていない前面側に設けられているLEDの、背面側の接続部を示している。図1のディスプレイ装置の右下の縁に、参照番号28で線が暗示されている。当該線は、所定破断箇所として実施されているか、あるいは、裁断線を表しており、それによってディスプレイ装置1の部分8を、当該ディスプレイ装置1から裁断し、かつ、取り外す。部分8を裁断し、かつ、取り外す際に、右下のディスプレイ導線6は切断される。ディスプレイ装置1の依然として残っているディスプレイ要素2に対する、残りの3つのディスプレイ導線6は、所定破断箇所28または裁断線28によって妨げられないので、右下のLED2を有する部分8を除去しても、残っているディスプレイ要素の機能性は制限されない。] 図1
[0038] 図2は本発明に係るディスプレイ装置のさらなる実施の形態を示している。本図には全部で16個のディスプレイ要素2が設けられている。ディスプレイ要素2は4個ごとに、対応するディスプレイ導線6を介して、インターフェース4に接続されている。この場合も右下の部分8を所定破断箇所28または裁断線28に沿って切り出すか、切断し、かつ、取り外すことができる。本実施の形態においても、部分8の除去によって、残っているディスプレイ要素の機能性が制限されることはない。] 図2
[0039] 図3は本発明に係るディスプレイ装置1のさらなる実施の形態を示している。本実施の形態では、ディスプレイ装置1にさらに制御論理ユニット10が取り付けられている。当該制御論理ユニット10は電流供給接続部20と、データ出力部18と、データ入力部16とを有している。ディスプレイ導線6とディスプレイ要素2とに関するその他の構造は、図1に示すものと同一である。当然ながら、図2に示す実施の形態に、図3に示す制御論理ユニット10を4個備えることも可能である。] 図1 図2 図3
[0040] 図4は、全体で四個の、図3に示すディスプレイ装置1を、ディスプレイシステム22にまとめたものを示す。本図において全ての制御論理ユニット10は、中央制御ユニット12に接続されている。このとき制御ユニット12に対して、それぞれ4個ごとの制御論理ユニットが直列に後置されている。個々のディスプレイ装置1の間には、接合要素30が設けられており、当該接合要素によってディスプレイ装置1は互いに所定の距離を保つとともに固定される。本図の場合、4個のディスプレイ装置1をまとめたものが、制御ユニット12と共にディスプレイシステム22を表している。] 図3 図4
[0041] ディスプレイ装置1はプリント基板26上に形成されていてよい。参照番号16および18は制御論理ユニット10のデータ入力部16とデータ出力部18を示している。制御論理ユニット10の中央には、電流供給接続部20が設けられている。]
[0042] 図5は、ディスプレイ面24としての、次なる大きさのユニットを示している。ディスプレイ面24は複数、本図の場合は6個のディスプレイシステム22から成っている。各ディスプレイシステム22はまた、例えば図4に示すように、4個のディスプレイ装置1から成っている。6個のディスプレイシステム22の制御ユニット12には、中央ユニット14からデータが供給される。すなわち中央ユニット14は個々のディスプレイ装置1の制御ユニット12と制御論理ユニット10とを介して、個々のディスプレイ要素2を作動させる。本発明に係るディスプレイ装置1の使用によって、ディスプレイ面24が任意の大きさであっても、個々の部分8、あるいは複数の部分8を、一つあるいは複数のディスプレイ要素2と共に取り外すことができる。その際にディスプレイ面24全体の機能性が損なわれることはない。従って、本発明に係るディスプレイ面24は、例えば配管または配線、およびその他の開口部に対して、非常に適応性が高い。] 図4 図5
[0043] ディスプレイシステム22の背面図は、複数の制御論理ユニット10を有し得る。各制御論理ユニット10はデータ入力部16と、データ出力部18とを有するとともに、中心に設けられている電流供給接続部20を有している。図の右上には中央制御ユニット12が見られる。]
[0044] 制御論理ユニット10は、データ入力部と、データ出力部16,18とを介して、制御ユニット12と直列的に接続され得る。]
[0045] 制御ユニット12は例えば左上に、余剰電流供給接続部を有していてよい。当該余剰電流供給接続部は、リレーを介して制御ユニット12のCPUに、隣接するディスプレイシステム22の非常用電流を供給することができる。中央下に二つのグラスファイバー接続部が設けられており、当該グラスファイバー接続部は、制御ユニット12を中央ユニット14に接続している。]
[0046] ディスプレイ装置1は、除去された部分8を貫通部分のホルダーとして備えることができる。同様に接合要素30が認められる。]
[0047] ディスプレイ装置1は、ディスプレイ要素2一個につき、それぞれ一つのインターフェース4を備えていてもよい。]
[0048] ディスプレイ要素は好適に発光ダイオード(LED)として形成されている。これらの発光ダイオードは、静止画像または動く画像をグレースケールにおいて作り出すための、純粋に白黒の発光ダイオードであってもよいし、ディスプレイ装置上で高品質のカラー表示を可能にするための有色ダイオード、特にRGBダイオード(RGBは赤、緑、青の基本色である)であってもよい。本発明はディスプレイ要素の種類に制限されない。従って本発明に係るディスプレイ装置においては、例えば有機発光ダイオード(oLED)を用いることもできる。ディスプレイ要素として、基本的にLEDを応用することの大きな有利な点は、LEDを取り付けるために必要とされる面積が比較的小さく、同時に光の輝度および光の強度が比較的大きいことである。]
[0049] ディスプレイ装置の予定された視距離に応じて、個々のディスプレイ要素間の距離が異なっているのが好適である。すなわち、ディスプレイ要素は、例えば3mmから100mm、好適に4mmから90mm、特に好ましくは5mmから80mmの距離を有し得る。同様にディスプレイ要素間の距離は30mmよりも小さく、特に好ましくは20mmよりも小さく、非常に好ましくは10mmよりも小さくてもよい。]
[0050] 本発明に係るディスプレイ装置において、ディスプレイ要素は装置上で均一に配分されていてよい。これによって静止画像または動く画像を表示する際に、均一な光の強度が生じることと、視覚的な印象の妨げとなる画像のジッターが表示されないこととが保証される。]
[0051] しかしながら特に美的あるいは芸術的な効果を作り出すために、本発明に係るディスプレイ装置において、ディスプレイ要素を不均一に配分することも有意義であり得る。これによって画像は鮮明に表示されているのに、ディスプレイ装置における光の強度の違いが見る者によって認識され得るという、印象的な効果が作り出される。これは、ディスプレイ装置が概ね平らに配向されているときに、表示される画像の三次元的な配向を暗示したり、シミュレートしたりするために、特に有意義であり得る。]
[0052] さらなる有利な点は、ディスプレイ装置がプリント基板を有しており、当該プリント基板上にディスプレイ要素が配設されていることである。当該プリント基板はディスプレイ装置の全ての主要な要素に対して、いわば支持体として用いられている。プリント基板の前面側に好適に取り付けが行われるとともに、背面側にはインターフェースが取り付けられている。ディスプレイ要素、例えばLEDは、好適にプリント基板にはんだ付けされているか、あるいは特に簡易な実施の形態においては、差し込まれている。]
[0053] 本発明に係るディスプレイ装置は好適に、プラスチック、例えば熱可塑性材料から成るプリント基板から製造されている。これによって、特に容易かつ廉価なプリント基板の製造方法が可能となる。]
[0054] ディスプレイ導線が、ネットワークプロセスを介してプリント基板に直接的に導入されていると好適である。これによって、ディスプレイ導線は作動中も、取り付けの際も、環境の影響から保護される。]
[0055] プリント基板が多層的に構成されており、それによってディスプレイ導線が異なる層に設けられ得る場合も、同様に有利である。このようにすれば、プリント基板上でディスプレイ導線が交差することも可能である。こうして、ディスプレイ装置の切断を、さらに大きな柔軟性を有して行えるような、プリント基板のレイアウトが実現され得る。例えば、機能性を損なうことなく、ディスプレイ装置から個々のディスプレイ要素を切り離すことさえ可能にする、ネットワーク構造が可能である。]
[0056] さらなる有利な点は、プリント基板が取り付けられた状態で、少なくとも部分的に熱可塑的に変形可能であり、その際、ディスプレイ導線およびLEDが損なわれないことである。これによって、例えばドア枠の移行部、あるいは、トンネル状の通路の内張りのような湾曲面に対して、本発明に係るディスプレイ装置を全面的に備えることができる。すなわち、完全にフレキシブルに個別に適応可能であるゆえに、任意の大きさであり、かつ、任意に適合可能なディスプレイの可能性が生じる。]
[0057] 取り付けをさらに容易にし、かつ、迅速にするために、ディスプレイ装置の個々の部分を分離させるために形成されている、所定破断箇所を設けることは有意義であり得る。例えば材料を弱化させることから、完全に材料のない領域までが想定されるが、当該領域はまた同時に、設置者に対して、どの領域においてどの方向に切り込みが可能であるか、またどの領域に切り込みが可能でないか、についての手がかりを与える。所定破断箇所は例えば選択すべき切断手段に適合させることもできる。従って所定破断箇所は、例えば取り付けるべきのこ刃のためのガイドを有し得、あるいは、色によるマーキングによってレーザー技術を用いた切断を容易にすることができる。]
[0058] 所定破断箇所が正確に3mmの幅で形成されていることも、有利である。例えば1mm、2mm、4mm、あるいは5mmのようにより大きな値またはより小さい値も想定される。重要な点はただ、使用される全ての本発明に係るディスプレイ装置の所定破断箇所が、概ね等しい幅を有していることである。そうすることによってのみ、多数のディスプレイ装置を使用する場合、取り付けの際に個々の装置同士の間にずれが生じないことが保証される。このようなずれは、静止画像または動く画像を表示する際に、ディスプレイ装置同士の実際のずれが画素のずれとして認識され、すなわち、画像において美観を損なうずれとして認識されるという重要な不利な点をもたらすものと思われる。]
[0059] ディスプレイ装置において、複数の異なる制御論理ユニットを組み合わせて設けることが可能である。すなわち、ディスプレイ装置の背面側と固定的に接続されているとともに、ディスプレイ要素に対するインターフェースをすでに有している制御論理ユニットを部分的に有しているディスプレイ装置が想定される。さらに、制御論理ユニットも同一のディスプレイ装置から物理的に分離されており、当該ディスプレイ装置と制御接続部を介してのみ接続されている。結果として、本発明に係るディスプレイ装置であって、少なくとも、制御論理ユニットがディスプレイ装置から物理的に分離されている部分において、部分の自由な分離可能性に関して、最も高い適応性レベルを有しているディスプレイ装置が得られる。]
[0060] 少なくとも一つのディスプレイ要素を有するディスプレイ装置の部分を分離した後の、(制限されない)機能性に対する特徴は、ディスプレイ装置上のディスプレイ導線の配設である。好適な構成形態において、当該ディスプレイ導線は、直線的に少なくとも一つの方向において、インターフェースからディスプレイ要素へと設けられている。さらなる構成形態は、ディスプレイ要素とインターフェースの間で、ディスプレイ導線を星形に配設するものである。実施の形態において、全てのディスプレイ要素への全てのディスプレイ導線は、好適にディスプレイ装置の背面側の中央に取り付けられている唯一のインターフェースを中心として、星形に設けられている。]
[0061] ディスプレイ要素ごとに少なくとも二つのディスプレイ導線が設けられていると、同様に有利である。これは特に、ディスプレイ装置が複数の層を有し、かつ、ディスプレイ導線が異なる層に設けられていることによって実現される。このようにして、ディスプレイ要素の冗長制御を行うことができる。例えばディスプレイ要素の制御のためのシステム構成が想定可能である。当該システム構成は互いに独立した二つのディスプレイ導線システムから成り、当該ディスプレイ導線システムは概ね互いに直角に設けられており、同一のインターフェースに接続されている。これによって、特にディスプレイ装置の中央から切り離し可能な部分に関して、適応性がさらに高められる。]
[0062] 操作補助部をディスプレイ装置の背面側に設けることは、同様に有利である。本発明に係るディスプレイ装置であって、多数のディスプレイ要素を有するとともに、例えば背面側に認識可能な電子機器、特に制御論理ユニットが設けられているディスプレイ装置は、取り付けの際に、物理的な負荷に関して非常に敏感である。ディスプレイ装置の取り付けの際に、当該ディスプレイ装置において不要な損害が生じないことを保証するために、背面側に操作補助部を設けることによって、操作を向上させ、それによって、簡単かつ確実な取り付けが可能となる。このとき操作補助部は好適に、別個の要素と協働できるように形成されており、当該別個の要素はディスプレイ装置の取り付け後に、再び当該ディスプレイ装置から取り外される。このように別個の要素は何度も用いられ得、材料の消費量も、構成全体の重量も、最小限に抑えられる。]
[0063] 以下にディスプレイ装置の任意の特徴を簡単に記載する。
−制御装置12は少なくとも一つのプログラム可能な、および/またはプログラムされたデータ処理ユニット、特にCPUを有している。
−制御装置12は,第二の電流供給接続部を介して余剰電流供給部を有しており、当該第二の電流供給接続部は、接続手段、特にリレーを介して隣接するディスプレイシステムと接続されており、前記第二の電流供給接続部は好適に、制御装置12のCPUのみに電流を供給するように構成されている。
−制御装置12は耐水性のケース内に設けられていてよい。
−制御装置12は、ディスプレイ装置1の制御論理ユニット10に対して電流とデータとを供給する。
−制御装置12は、ディスプレイ装置1の全ての制御論理ユニット10と接続されている。
−制御論理ユニット10は制御装置12の背後に、直列的に接続されている。
−制御装置12は、データ導線を介して、好適に制御論理ユニット10からのエラー情報を介して不具合の報告を受ける。
−ディスプレイ装置1同士の間に、接合要素30が設けられていてよく、当該接合要素は個々のディスプレイ装置1を互いに一定の距離を有して固定する。
−接合要素30は柔軟性を有するプラスチックから製造されており、好適に正確に3mmの接合幅を有するように実施されている。
−中央ユニット14はディスプレイシステム22の制御ユニット12を作動させる。
−中央ユニット14と制御ユニット12との接続は、データ導線を介して、好ましくはグラスファイバーケーブルの形で行われている。
−中央ユニット14は、制御ユニット12と、インターフェース4もしくは制御論理ユニット10とを介して個々のディスプレイ要素2を直接的に作動させる。
−中央ユニット14は、参照座標および/または個々の取り付け箇所に関する、個々のディスプレイ装置1およびディスプレイ要素2の位置座標を保存している。]
[0064] 本発明はまた、少なくとも二つのディスプレイ装置1と、制御論理ユニット10を作動させるための少なくとも一つの中央ユニット14とを有するキットに関する。]
[0065] 当該キットはさらに制御ユニット12を有していてよく、当該制御ユニットは中央ユニット14と制御論理ユニット10との間に介在可能である。]
[0066] キットはさらに、特に電流供給およびデータバスのために必要な全てのケーブルを有し得る。]
[0067] キットはさらに、ディスプレイ装置1の制御のために必要な、中央ユニット14のためのソフトウェアを有していてよい。]
[0068] 以下に記載する固定手段は、上記のディスプレイ装置あるいは当該ディスプレイ装置の部分を固定するために任意に使用され得る。]
[0069] 図6は本発明に係る固定手段100を示している。当該固定手段は保持面200と、二つの締め付け面600とを有している。図6は固定手段100の断面を示している。当該断面の右側には、エクステンションアーム800が取り付けられており、当該エクステンションアームは固定面400を有している。固定面400と保持面200とによって形成される平面は共同で角αを成す。締め付け面600と保持面200との間に、角βが含まれている。二つの角は合計で概ね90°になる。このようにして固定手段100を取り付ける際、締め付け面600を互いに離れるように湾曲させるとともに、フレームに似たホルダを締め付け面600によって囲繞することによって、固定面400を保持面200に対して平行な位置に設けることができる。] 図6
[0070] 図7は本発明のさらなる実施の形態を示している。本図に示されている固定手段100は、図6に示す断面に対して概ね補完的な断面を表している。本図に示されている実施の形態も、二つの締め付け面600を示しており、当該締め付け面は保持面200と共同で角βを成す。エクステンションアーム800は同様に、固定面400を有している。当該固定面は保持面200と共同で角αを成す。図6に示されている実施の形態と異なり、図7では取り付け方向が異なっている。図6に示す固定手段100が背面からフレームに似たホルダに押し込まれるのに対して、図7に示す実施の形態では、このプロセスが前面から行われている。] 図6 図7
[0071] 図8、9および10では、固定状況におけるパラメータyの異なる値に対する三つの異なる実施の形態が示されている。図8においてyは0よりも大きく選択され、それによって固定面400は前面に向かって(図面においては上方に向かって)設けられている。図9においてyは0に等しく選択され、それによって固定面400は締め付け面6の上縁に対して平らに設けられる。図10はyに対して負の値を有する実施の形態を示している。固定面400は背面に向かって(図面においては下方に向かって)後退している。] 図10 図8 図9
[0072] 図11は、帯状部140を有する本発明に係る固定手段100を示す。当該帯状部はエクステンションアームに取り付けられている。固定手段100の使用者は、この帯状部140を用いて、締め付け面600を互いに離すように湾曲させ、それによって固定手段100をフレームに似たホルダの周囲にガイドすることができる。帯状部140の幅は、締め付け面600に対する距離において減少するが、それはエクステンションアーム800の負荷が同程度に減少するためである。これによって材料を節約することができる。] 図11
[0073] より複雑な固定状況に対しても手段100を使用に供せるように、図12に示されているような延長部110を取り付けることができる。当該延長部110は第二の固定面120を有しており、当該第二の固定面は、第一の固定面400と概ね等しい平面に設けられている。延長部110を有するこのような固定手段100では従って、二つの固定面400および120が使用され、それによって平らな要素を固定する。] 図12
[0074] 図13は延長部110の実施の形態を示している。本図で第二の固定面120は延長部110全体にわたって、スロットに沿って形成されている。これによって適応性がさらに高められる。延長部110は固定手段に取り付けられていてよく、固定の前に、エクステンションアーム800に設けられている固定面400を中心として自由に回転可能であり、それによって取り付けの際の現実の状況に適合可能となっている。] 図13
[0075] 図14aから14fはそれぞれ、固定手段の異なる実施の形態を示している。図14aには単独のエクステンションアームを有する固定手段が示されている。図14bから14dには、二個のエクステンションアームを有する固定手段が示されている。図14eには3個のエクステンションアームを有する固定手段が示されており、図14fには4個のエクステンションアームを有する固定手段が示されている。]
[0076] 図15は本発明に係る固定要素100の断面を示している。締め付け面600は内側の保持面200に向かって傾いており、90°よりも小さい角βを成している。] 図15
[0077] 固定手段100はフレームに似たホルダに取り付けることができる。図に示されている固定手段はそれぞれ、この場合4個のエクステンションアーム800であって、それぞれ固定面400を有するエクステンションアームを備えている。]
[0078] 本発明によれば、少なくとも一つの帯状部を備えることも有利である。当該帯状部は固定手段のエクステンションアームを補強する。当該帯状部を介してエクステンションアームを用いることができ、それによって締め付け面を互いに離すように湾曲させ、固定手段をフレームに似たホルダに固定することを容易にする。この場合、締め付け面を開くための別個の器具はもはや必要ではない。これによって、本発明に係る固定手段の使用を容易にするとともに迅速化する。]
[0079] 本発明によれば、締め付け面を開くために必要な力が、固定手段を塑性変形させるために必要な力よりも小さいように、固定手段全体の幾何形状が実現されていることも有利である。これによって、固定手段を取り付ける際にも、塑性変形が生じないことが保証される。当該塑性変形は、個々の平面の角度の相互関係に不利な影響を及ぼしかねない。]
[0080] 角αは好適に固定状況に適合されており、それによって固定された状態で、固定面と保持面によって形成される平面は、互いに概ね平行になっている。これによって、概ね平らな要素の固定は以下のように確実に行われる。すなわち、固定状況において固定手段にプリストレスを与えることによって、概ね平らな要素を平らに固定することが保証されるように行われる。]
[0081] さらに、締め付け面と保持面によって形成される平面の間の角βが90°よりも小さいと有利である。この角βは、締め付け面のプリストレスを表している。角βは角αと直接的に関連している。]
[0082] αとβの角の合計は、好適に概ね90°に等しい。この場合、締め付け面は固定状況において90°に等しい角βに湾曲され、それによって角αは0°に減少し、それによって固定面は保持面に対して概ね平行になる。]
[0083] さらに、固定面と保持面によって形成される、互いに平行な二つの平面の距離zと、対応する締め付け面の幅xとの差yを、目標を定めて選択すると有利である。すなわち、差yは例えば0に等しく、0より小さく、あるいは、0より大きく選択され得る。差yによって、フレームに似たホルダと、固定すべき概ね平らな面とのフレキシブルな距離の橋渡しをすることができる。yに対して0よりも大きな値を選択すると、フレームに似たホルダのエクステンションアームは前に向かって設けられ、yに対して0よりも小さな値を選択すると、フレームに似たホルダのエクステンションアームは後退する。yが0に等しい場合は、概ね平らな要素は、フレームに似たホルダと面一に設けられる。]
[0084] 本発明に係る固定手段は好適にプラスチックから製造されている。例えば熱可塑性材料が想定され、当該固定手段は射出成形によって容易に製造され得る。]
[0085] 固定手段が外れることを確実に防げるように、少なくとも一つのネジを設けることも、有意義である。当該少なくとも一つのネジは、締め付けを行うことに加えて、固定手段を取り付け場所に留める。]
[0086] 少なくとも二個のエクステンションアーム、特に好ましくは三個のエクステンションアーム、非常に好ましくは四個のエクステンションアームを設けることも有利である。当該エクステンションアームは少なくとも部分的に異なる長さを有している。このように部分的に非対称なエクステンションアームの形成は、完全にフレキシブルな応用という有利な点をもたらす。]
[0087] さらに、エクステンションアームに対する延長部を付加的に設けることは有意義である。当該延長部は、エクステンションアームと別個に形成されている。当該延長部は、少なくとも一つの第二の固定面を有している。当該第二の固定面は、エクステンションアームの第一の固定面に対して平行である。エクステンションアームに別個の延長部を設けていても、第一の固定面が依然として使用可能であると、特に有利である。このようにして、単独のエクステンションアームに対して、少なくとも二つの固定面が使用でき、それによって二つの固定箇所を使用することができる。これによって、概ね平らな要素をフレームに似たホルダに、容易かつ確実に固定することが保証される。]
[0088] 本発明に係る固定手段100において、固定面400と保持面200によって形成される、互いに平行な二つの平面の距離zと、対応する締め付け面600の幅xとの差yは、概ね0よりも大きくてよい。]
[0089] 固定手段100は、プラスチック、特に熱可塑性プラスチックから製造されていてよい。]
[0090] 締め付け面600による締め付けに加えて、少なくとも一つの安全手段によって、固定手段100が固定状態において外れないようにすることができる。]
[0091] 本発明によれば、二個のエクステンションアーム800、好適に三個のエクステンションアーム800、および、特に好ましくは四個のエクステンションアーム800が、少なくとも部分的に、好ましくは一対ごとに、異なる長さを有して形成されていてよい。]
[0092] 付加的な要素として、少なくとも一つのエクステンションアーム800に対する延長部110)が設けられていてよい。]
[0093] 延長部110は少なくとも一つの第二の固定面120を有しており、当該第二の固定面は、第一の固定面400に対して平行である。]
[0094] 延長部110を取り付けた場合でも、第一の固定面400は依然として使用可能であり得る。]
[0095] 本発明によれば、固定面400と保持面200によって形成される、互いに平行な二つの平面の距離zと、対応する締め付け面600の幅xとの差yは、概ね0に等しい。]
[0096] 本発明によれば、固定面400と保持面200によって形成される、互いに平行な二つの平面の距離zと、対応する締め付け面600の幅xとの差yは、概ね0より小さい。]
[0097] 1ディスプレイ装置
2ディスプレイ要素
4インターフェース
6ディスプレイ導線
8 部分
10制御論理ユニット
12制御ユニット
14中央ユニット
16データ入力部
18データ出力部
20電流供給接続部
22ディスプレイシステム
24ディスプレイ面
30接合要素
26プリント基板
28 所定破断箇所、裁断線
100 固定手段
110延長部
120 第二の固定面
140帯状部
200 保持面
400 固定面
600締め付け面
800エクステンションアーム
x 締め付け面の幅
y zとxとの差
z 固定面と保持面によって形成される、互いに平行な二つの平面の距離
α 固定面と保持面とによって形成される平面間の角
β 締め付け面と保持面とによって形成される平面間の角]
权利要求:

請求項1
少なくとも二つのディスプレイ要素(2)と、少なくとも一つのインターフェース(4)とを有するとともに、プリント基板として形成されている少なくとも一つの面要素を有するディスプレイ装置(1)であって、前記ディスプレイ要素(2)は、それぞれディスプレイ導線(6)によって前記インターフェース(4)と接続されており、前記ディスプレイ導線(6)の形成は、少なくとも一つのディスプレイ要素(2)を有する前記面要素の少なくとも一つの部分(8)を、前記ディスプレイ装置(1)の取り付けの際に、前記面要素を取り付け環境の幾何形状に適合させるために、あるいは前記ディスプレイ装置(1)の取り付け後に、取り外すことができるように行われており、その際、少なくとも一つの残留する前記ディスプレイ要素(2)の機能が保持される、ディスプレイ装置。
請求項2
所定破断箇所(28)は好適に、材料の弱化部によって設けられており、当該弱化部は前記面要素の前記部分(8)を切り離すことを容易にすることを特徴とする請求項1に記載のディスプレイ装置(1)。
請求項3
前記ディスプレイ要素(2)は前記面要素の一方の側に設けられており、前記インターフェース(4)は反対の側に設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のディスプレイ装置(1)。
請求項4
前記ディスプレイ装置(1)は複数の層を有しており、前記ディスプレイ導線(6)は異なる層に設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のディスプレイ装置(1)。
請求項5
請求項1から4のいずれか一項に記載のディスプレイ装置(1)であって、少なくとも二つのディスプレイ要素(2)に対して、さらに少なくとも一つの制御論理ユニット(10)を有し、当該制御論理ユニットは前記少なくとも一つのインターフェース(4)と接続されているディスプレイ装置。
請求項6
前記ディスプレイ導線(6)は、個々の前記ディスプレイ要素(2)に対する電流供給導線であることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載のディスプレイ装置(1)。
請求項7
操作補助部が設けられており、当該操作補助部は前記ディスプレイ装置(1)の取り付けおよび取り外し、および、搬送を容易にすることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載のディスプレイ装置(1)。
請求項8
請求項1から7のいずれか一項に記載の、少なくとも二つのディスプレイ装置(1)から成るディスプレイシステム(22)であって、当該ディスプレイシステム(22)の前記ディスプレイ装置(1)は共通の制御ユニット(12)によって作動されることを特徴とするディスプレイシステム(22)。
請求項9
前記制御ユニット(12)は、前記ディスプレイ装置(1)に対して別個に設けられていることを特徴とする請求項8に記載のディスプレイシステム(22)。
請求項10
特に、請求項1から9のいずれか一項に記載のディスプレイ装置をフレームに似たホルダに固定するための固定手段(100)であって、少なくとも一つの保持面(200)と、少なくとも二つの締め付け面(600)と、少なくとも一つの固定面(400)を有する少なくとも一つのエクステンションアーム(800)と、を有し、前記固定面(400)と前記保持面(200)とによって形成される平面間に角αがあり、前記締め付け面(600)と前記保持面(200)とによって形成される平面間に角βがあり、前記固定手段(100)を取り付ける際に、前記締め付け面(600)を湾曲させることによって、前記角βの変化が、前記角αの変化と概ね同一となる、固定手段。
請求項11
前記固定手段(100)は取り付け場所において、前記締め付け面(400)を用いた締め付けあるいはネジ留めによって固定可能であることを特徴とする請求項10に記載の固定手段。
請求項12
前記エクステンションアームにはさらに、少なくとも一つの帯状部(140)が設けられており、当該帯状部は、前記エクステンションアーム(800)の湾曲に対する機械的な安定性をさらに補強することを特徴とする請求項1から11のいずれか一項に記載の固定手段(100)。
請求項13
前記固定手段(100)の幾何形状は、前記前記締め付け面(400)を開くために必要な力が、前記固定手段(100)を塑性変形させるために必要な力よりも小さいように、選択されていることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の固定手段(100)。
請求項14
前記角αは固定状況に適合されており、それによって、固定された状態で、前記固定面(400)と前記保持面(200)とによって形成される平面は、互いに概ね平行であるか、あるいは一致することを特徴とする請求項1から13のいずれか一項に記載の固定手段(100)。
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